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腕時計通販専門店Cronus店長です。
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パソコンやテレビ、電子レンジなどの磁気を発生させる機器が常に身近に存在する現代社会において、機械式時計は、天敵である磁気の脅威に常にさらされています。

機械式時計のムーブメントが一旦磁気を帯びてしまうと、高い精度を出せないばかりか、自然には直らないため時計修理店に脱磁処理をしてもらわなければならないなど、かなり面倒なことになってしまいます。

ミルガウスは、そんな厄介者である磁気に対抗するため、優れた耐磁性能に特化して開発されたロレックスで唯一のシリーズです。

そのため、名前もフランス語で1000を表す”ミル”と磁束密度の単位”ガウス”を組み合わせた造語から命名されています。

ファーストモデルが誕生したのは1956年のこと。
当時はやっとテレビが出始めた時代で、現代のようにそれほど磁気を発生する家電製品があったわけではありません。
当時、強力な磁気を発生する機器に接する機会があったのは、レントゲン技師や無線技士などの、ごく一部の特殊な職業に就いたプロフェッショナルのみでした。

そんなニッチな市場に向けて作ってしまうあたりは、最強の実用時計を標榜するロレックスだからこそだったのかもしれません。

そして期待通りに優れた耐磁性を発揮したミルガウスは、ジュネーブの欧州合同原子核研究機構(CERN)の科学者たちが着用する時計として有名になりました。

このミルガウス、どのようにして磁気を防ぐことができるのでしょうか。

それはケース内にムーブメントをすっぽりと包むもう一つの軟鉄製インナーケースが設けられ、それによってムーブメントに磁気が及ぶのを防いでいました。
現行モデルはさらにブラッシュアップされていますが、基本的な考え方は同じです。

このインナーケースは磁気を跳ね返すのではなく、磁気を留めずに一気に通して逃がしてしまう素材でできています。
一気に逃がすことで、重要なムーブメントが帯磁することを防いでいます。

ファーストモデル、セカンドモデルと続いた70年代に入ると、より磁気の影響を受けにくい耐磁クォーツが登場するなど市場での優位性を見いだせなくなり、33年ほど続いたミルガウスの製造は一旦途絶えることとなりました。

その後

約20年の空白の時を超えて2007年、ミルガウスは電撃的に復活を果たしました。

1000ガウスの対磁性能はもちろん、ファーストモデルのアイコンであったイナズマ秒針(セカンドモデルではストレート秒針になってました)まで再現された新生ミルガウスは大きな話題になりました。

この現行のミルガウスは、他のスポーツモデルと違い、ケースはサテンではなくポリッシュ(鏡面)仕上げが施されています。
そのため、見た目にはドレッシーさも感じます。

Zブルー(下記には掲載していません)はさすがに厳しいですが、他のモデルはビジネスシーンにも最適でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし、注意点が一つあります。

ミルガウスはインナーケースを備えた耐磁構造のため、ケース厚は約13mmとサブマリーナ デイトよりも厚く重量も重くなっていますので、その点はご注意ください。

 

 

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