高い時計には理由がある

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当店が扱っている、ブライトリング、ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤーなどのブランドは高級時計として知られています。

更に高額なオーディマ・ピゲのような時計ブランドもたくさんありますね。

高い時計には理由があります。

本格時計はシンプルな3針時計でも20万円ほどします。

何故これほど高額なのでしょう?
理由を辿ると、最終的には【手間がかかる】という結論に達します。

製造工程がオートメーション化できる工業製品と違い、機械式時計は仕上げや装飾、組み上げなど機械では代替できない工程が多くあります。
ネジ一つ一つを手で磨き上げ、1個1個の時間を調整し、さらに1週間かけて精度試験を行い、また調整する。
こうして気の遠くなるような手間をかけて初めて完成するのが、本格時計なのです。

ただ、需要と供給の市場原理から言って理不尽に高額すぎる価格設定の時計が、生き残れる可能性は極めて低いでしょう。
誰かが欲しがらなければ営利企業である時計メーカーも存続できませんが、アベノミクスによる円高や2015年のスイスフランショックなどで、輸入品である海外ブランドの国内価格は上昇を続けています。
ここ数年は、スイス時計フェア発表作を見ていると、どのブランドもかなり厳格に価格設定を詰めてきているようです。

異常な高騰を続けたバブル期を除けば、実は時計の価格を判断するのはそれほど難しくはありません。

注視すべきは「時計の価格」を決める5つの基本条件です。

基本条件1:ブランド力

知名度やステイタス性が市場の需要を喚起します。
知名度の高さは、どれだけ市場で支持されているかのバロメーターです。
ブランド名にステイタス性があれば、完成度が同レベルの時計でも欲しがる人が多くなり、高額化することになります。

基本条件2:人気動向

時代のトレンドにマッチした旬の意匠であるかどうか。
需要と供給の市場原理に直接影響を与えるのが人気動向です。
時代のトレンドやファッション界とも密接に関係しており、象徴的なのがブランドを超えた最近のオールブラックやビッグサイズ人気ですね。

基本条件3:ムーブメント

外見だけでなく中身に拘るファンが急増しています。
中級クラスの9割が使っているETA社の汎用ムーブメントか、あるいは高額だけど自社ブランドで開発したオリジナルムーブメントか。
どうせ買うなら、ムーブメントにも拘り、自社開発ムーブメント搭載のモデルを選択する方が増えています。

基本条件4:機能性

高度な機能が増えるごとに高額化は必至です。
時刻を知るだけの腕時計を起点に、クロノグラフやダイバーズなど機能が増えるとその分費用が掛かるのは当然ですね。
ただし、操作性が追いついていないと宝の持ち腐れとなりますので、チェックが必要です。

基本条件5:素材

ゴールドやレアメタルなどの素材価値も見逃せない条件です。
超高級ブランドでゴールドやプラチナなどの貴金属を大量に使ったモデルは、まれに”時価”と表示されることがあるほどです。
金相場の安い時期に買って高くなってから売ると。。。。。

勿論、時代の移り変わりや技術の進化、景気・不景気、流行などによって、それぞれの条件が持つ価格への影響力は変動します。

しかし、少なくともこの5つの基本条件を見極めることが「自分流の価値」を見つけ、理想の1本を探し出す近道となるのは間違いないでしょう。

 

 

当店で販売する全ての腕時計は、正規代理店より直接仕入れている100%正規品かつA級品の新品です。ご安心してお買い求めください。

極致というフロンティアを制した時計

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画像はSpeedmaster Professional Moonwatch 311.30.42.30.01.005

 

「天気の良いときにはどのくらい遠くまで見渡せるのか見当もつかない。
わかっているのは、一つの地平線の向こうにまたもう一つの地平線が現れるということだけだ。」

(『ラインホルト・メスナー自伝~自由なる魂を求めて』より)

「超人」と呼ばれたイタリア人登山家メスナーの言葉です。

この方、超人と呼ばれるだけあって凄い人です。
日本人の超人、植村直己氏と競い合うように記録を作っていきました。

なんとメスナーは、エベレストの単独登頂に初めて成功した人です。

今では500~1000万円払えば誰でも登れる(それでも大変ですが)ほどルートが開拓されしっかりとロープが張られているエベレストですが、1980年当時のエベレストにそんなものはありませんでした。

1980年、メスナーはエベレスト単独登頂を成功させ、マカルーなど残りの8000m峰にも次々と単独登頂に成功します。

1986年、ついにローツェ登頂に成功し8000m峰全14座を制覇という偉業を達成しました。

しかし、この偉業の達成と同時に、目標を達成してしまった彼は虚脱感に襲われました・・・・
そんな状態の彼はチベット文化への傾倒を深めていき、「迷走している」と言われたりもしました。

そのメスナーを復活させたのは、「水平」への転向でした。
南極を徒歩で制する構想を抱いたのです。

1989年11月、メスナーはウェッデル海から南極点を目指しました。
南極点のアメリカ基地まで無補給で歩く計画ですが、この時ばかりは単独に拘ることができずドイツ人パートナーとの2人行でした。

南極大陸では、内陸中央から沿岸に向けて拭きおろしの風が吹きます。
重量50kgのソリを引きながら歩く彼らにとって向かい風は最大の敵です。
視界を奪われ、方向感覚を狂わせるホワイトアウトに襲われます。
いたるところにある隠れクレバスへの転落の恐怖に怯え、サスツルギを越えなければなりません。
サスツルギとは、風が雪面を削ってできる高さ1mにもなる氷の畝です。

白夜の南極を歩いている彼らにとって昼も夜もありません。
手首のスピードマスターによるとテントを出てからかなりの時間を歩いています。
一刻も早くビバークポイントを見つけないと凍死してしまいます。

その様にして、彼らは1日に60km(!)も粛々と歩き、ついに92日後の1990年2月12日、南極点のスコット基地に到達します。
札幌~鹿児島間に相当する、2700kmの道のりでした。

メスナーらの南極大陸徒歩横断を支えたスピードマスターは、米航空宇宙局(NASA)のアポロ計画に参加した、「ムーンウォッチ」として知られています。

NASAに採用される際にオメガが課された過酷なテストでは、室内温度をマイナス14からマイナス22度に下げ、その後、標準室温に戻すというテストを15回繰り返したそうです。

南極の気温は、NASAが課したテストでの室温をはるかに下回ります。
南極点での2月の平均最低気温はマイナス42.7度にもなります。
にもかかわらず、スピードマスターは壊れませんでした。

理由はオメガ特有の内部構造にあります。

鉄や真鍮は温度が下がると収縮します。
デザイン性やコンパクトさを追求したなら、おそらく結果は違っていたでしょう。
武骨なまでに古典的なスピードマスターは、個々の内部構造が大きく空間にゆとりを持たせています。
このため収縮の影響を受けにくかったのです。

「極致というフロンティア」を制した時計スピードマスター
男のロマンを感じる時計です。

 

当店で販売する全ての腕時計は、正規代理店より直接仕入れている100%正規品かつA級品の新品です。ご安心してお買い求めください。

各機構のメリット・デメリット

おはようございます。

腕時計通販専門店Cronus店長です。
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腕時計の良さを判断するのは、今や中身が機械式かクォーツ式かということだけで判断できない時代になっているようです。

外装の作りこみやコンセプト、トータル的な完成度で評価すべき。

正確性が一番の売りであるクォーツ式の時計について、あまり知られていないことですが、水晶振動子(クォーツ)や液晶には寿命があります。

知ってました?

水晶振動子や液晶の交換部品がなければ修理不可能ということになってしまいます。

しかし機械式時計は機械部分を好感しながら末永く使い続けることが可能で、工芸品としての価値はクォーツ式より高く評価されています。

とはいえ、それぞれメリット・デメリットがありますので、ちょっと解説。

機械式自動巻き時計
・日差十数秒は当たり前!定期的な時刻合わせは必須。

【メリット】
普通に毎日使っていればゼンマイが自動的に巻き上げられ、時計が動き続けます。
電池交換も必要ない、エコ・ウォッチです。

【デメリット】
クォーツに比べ日差は約60分の1。1日に数秒~数十秒の誤差があります。
また自動巻き機構の分だけ手巻きより複雑になり、厚くなります。

 

機械式手巻き時計
・毎日ゼンマイを巻く作業が”手間”か”楽しい”か

【メリット】
自動巻き機構がないので、ムーブメントの構造を簡単にできます。
それだけ故障も少ないし、耐久性やコストの面でも自動巻きより有利になります。

【デメリット】
ゼンマイを巻く手間がかかります。当たり前ですが。
パワーリザーブ(持続)時間は機種ごとに違いますが、、ほぼ、1日に1度はリューズを回すことになります。

 

クォーツ式デジタル時計
・液晶の寿命が切れると修理不可能

【メリット】
1か月で20秒前後の誤差が標準的で、超高精度モデルの場合は年差が数十秒。
デジタル液晶なら表示できる情報量も圧倒的に多くなります。

【デメリット】
PCはTVと同じく、腕時計の液晶にも寿命があります。
一般的な使い方で10~15年くらいが目安となりますが、寿命が来た時には交換部品がない場合が多いです。

クォーツ式アナログ時計
・機械式と同様の歯車部品を持つため衝撃に強くない

【メリット】
月差±20秒程度の高精度はクォーツならではの長所です。
また、アナログ式はデジタル式よりも瞬間的に針の位置で時刻を読み取りやすいです。

【デメリット】
機械式とほぼ同様にいくつもの歯車を介して動力が伝わるため、デジタル式よりも衝撃に弱く、機械的な寿命やメンテナンスが必要になります。

 

クォーツ式電波時計
・標準電波を受信できないところでは普通のクォーツ精度

【メリット】
10万年に1秒の誤差しかない電子時計を基準にした標準時刻情報を受信して、ICが自ら時刻を自動修正してくれます。
正確性についてはこれ以上のものはありません。
欧米や中国でも機能します。

【デメリット】
地価などの標準電波を受信できない場所では、普通のクォーツ並みの精度になります。
また海外の標準電波に対応しているのは一部のモデルのみになります。

いかがでしょう?

腕時計を選ぶ基準はそれぞれの価値観によります。
貴方を輝かせてくれるお気に入りの時計が見つかると良いですね。

 

 

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現行ムーブメントの凄い実力

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本日は、”最強の実用時計”と言わしめるROLEXの現行ムーブメントの実力について、主だった4つのムーブメントについてお話します。

まずは、主力であるキャリバー3135

 

 

 

 

 

 

誕生は1989年頃ですから、実に26年も製造されているロングセラーです。

クロノメーター認定を受けた高精度に加え、肉厚なパーツを用いて耐久性と安定性を高めた構造は、実用性を追求するロレックスらしい仕上がりとなっています。

一方でシースルーバックやサンブラッシュなどの仕上げを施して優れた美観を追求している点も見どころです。

発表後も現状に甘んじることなく細かな改良を行いより完成度を高めようとしています。
近年ではブルー・パラクロム・ヒゲゼンマイへの切り替えを行い、耐衝撃性などを飛躍的に高めることに成功しました。

キャリバー3135はこういった改良を重ねることで、現在も最良のムーブメントであり続けています。

あえて弱点として上げるとすれば駆動時間でしょうか。
デイトナのクロノグラフムーブメントが約72時間の駆動時間なのに対して、3針の3135が約48時間というのはやはり物足りなさを感じます。
しかし、実用的には十分な駆動時間だと思います。

搭載モデル
デイトジャスト、ヨットマスター、ディープシー、サブマリーナデイト、シードウェラー4000..etc

キャリバー4130

 

 

 

 

 

 

デイトナ専用のキャリバーとして開発された初の自社製クロノグラフムーブメント4130は、2000年に登場しました。

それ以前はゼニス社のエル・プリメロやバルジュー社の72系といった他社のムーブメントを採用していましたが、その間、採用したムーブメントに独自の改良を加えるなど積極的に製造のノウハウを積み重ね、満を持して開発にこぎつけました。

大きな特徴はレイアウトの合理化が図られている点でしょう。
クロノグラフ機構の動力伝達方式に採用したのは、針飛びが起こらず、作動しても振り核が落ちないというメリットがある垂直クラッチです。
文字通り、クラッチが垂直移動するため横のスペースを必要としないこの方式は、自動巻き機構を搭載するのに非常に効率的でした。

またU字型のリセットハンマー一つで、クロノグラフ針、30分と12時間積算計の3つを一度に帰針させるというコンパクト設計が採用されたことも大きい。
更にクロノグラフ機構と巻き上げ機構を裏蓋側に一元化したことで、文字盤を外さずともメンテナンスが行えるところは、多くの修理技術者に高く評価されているポイントです。

もう一つの大きな特徴は、テンプの支えがツインブリッジになった点で、これにより安定性が格段に向上しています。

この4130には当初からパラクロム・ヒゲゼンマイが装備されています。
2008年頃からは酸化処理が施されさらに耐久性が高められたことに加え、色が美しいブルーになり美観も高まっています。

キャリバー3155

 

 

 

 

 

 

 

デイデイト表示を装備した3100系キャリバーの派生ムーブメントです。

デイ表示が追加されている分、3135よりも厚みを増していますが、それ以外の基本スペックは全て踏襲しています。
なお、デイデイトⅡに装備される3136にはパラフレックス・ショックアブソーバーが採用されています。

主な搭載モデル
デイデイト
キャリバー3186

 

 

 

 

 

 

 

時針を単独で可動することができるGMT機構を備えたムーブメントです。

GMTマスターⅡがモデルチェンジした際、併せて新たに採用されたムーブメントのため、ブルー・パラクロム・ヒゲゼンマイは標準装備されていますが、パラフレックス・ショックアブソーバーは装備されていません。

主な搭載モデル
GMTマスターⅡ

 

 

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深海というフロンティアを克服した時計

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写真は、Seamaster Aqua Terra 231.10.42.21.03.004 ジェームズ・ボンド Limited

 

「ホモ・デルフィナス(イルカ人間)」と呼ばれたジャック・マイヨールという人物をご存知ですか?
1983年、彼が56歳の時に素潜りで105mという世界記録をつくった人です。

ジャックがオメガの時計と出会ったのは、1980年のこと。
スイスのビエンヌを訪れた際、ダイビング好きの一人のオメガの社員がジャックに話しかけたのがきっかけでした。

新たな潜水記録への挑戦を計画していたジャックは、水深100mでも文字盤が良く見える理想の時計を探し求めていた時でした。
なかなか巡り合えず「ならば自分で作ろう」と考えていたジャックにとって、オメガは良きパートナーになりました。

素潜りダイビングで理想的なのは、時間やすべてのことを忘れて、無心になること

よくそう語っていた彼は、シーマスター120mと出会い、安心して潜水に打ち込めるようになりました。
肺活量だけを頼りに自らの限界に挑戦する無酸素潜水で、すでに水深60mを達成していた時でした。(1966年、バハマにて)
ジャックの、過酷で孤独な挑戦を支えたのが、水圧に耐えうる屈強なケースを持つシーマスターでした。

以来、ジャックはシーマスターを腕に次々と世界記録を塗り替えていきます。

そして、1983年、56歳のときに105mという世界記録を樹立し、競技としての閉息潜水から引退しました。

そのジャックからの貴重なアドバイスを受けてシーマスターはさらに進化を続けました。

1995年には、シーマスター・ジャック・マイヨールモデルが誕生します。

さらに2003年にはジャックが夢見てやまなかった理想の時計シーマスター・アプネア・マイヨールが完成しました。

※残念ながら、「ジャック・マイヨール」「アプネア」両シリーズともUsedしか見つけることができません。
Usedでも良い、どうしても欲しいという方は、下記の「問合せ」バナーからお問い合わせください。
写真、仕入可能な時計の状態や価格など提案いたします。

考えてみれば、深海というフロンティアに挑むパイオニアの腕にはいつもオメガがありました。

1934年、アメリカの生物学者ウィリアム・ビーブ博士が深海生物の調査を行ったとき、彼は愛用していたオメガ初のダイバーズ・ウォッチ、マリーンを腕に潜水しました。
このとき、マリーンは深度135mの水圧に耐え、その高性能ぶりを発揮しました。

更にビーブ博士はバミューダ海域で深海生物調査を行い、潜水艇で923mの潜水記録を樹立していますが、その際もマリーンを着けていました。

オメガは、防水・耐圧試験を積み重ね、やがてその成果は、第二次世界大戦中の英国軍用モデルに結実することとなります。

優れた防水性と高い精度という実用的腕時計としての機能を完備したこのモデルをベースに、1948年にシーマスターが誕生しました。

高性能な自動巻きムーブメントを搭載したシーマスターは全世界で大ヒットとなり、戦後の防水自動巻き腕時計のシンボルとなりました。

1974年には、ガルフ石油の深海油田調査「ヤヌス計画」で、調査を担当したフランスの潜水専門会社の3人のダイバーは、発売されたばかりのシーマスター600mを着用して海に潜りました。

8日間にも及ぶこの調査で、シーマスターは深度250mでの防水性能を見事に実証しました。

 

さらに、1988年にフランスが行った「フェア・ミッション(深海探査)」では、潜水艇ノーチラス号が深度4,400mまで潜水し、海底地震調査用の器具を設置しました。

このミッションをサポートしていたのがOMEGAです。
ノーチラス号にはOMEGAのロゴが誇らしく大きく描かれています。

 

オメガ シーマスターは、深海というフロンティアに挑戦し続け克服した時計として、そのスピリッツが多くのファンを魅了し続けています。

 

 

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防水表記の本当の意味

おはようございます。

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先日、「30m防水は水深30mまで潜れるということではない」という記事を書きました。

本日は、防水性能表示の本当の意味についてお話します。

・日常生活防水(3~5気圧防水相当)

本当の意味:最低限の防水性能だから土砂降りは避けたい。

”日常生活防水”と表記されるのは30m防水か50m防水のことです。
汗や雨にぬれても耐えられる程度の防水でしかありません。
急激な圧力の変化には耐えられない可能性もあるので、洗顔時に水滴がかかるくらいなら大丈夫ですが、直接水をかけるのは危険です。
激しい土砂降りに遭遇したら腕時計を外すくらいの気遣いが必要です。

・100m防水(10気圧防水相当)

本当の意味:マリンスポーツを楽しめる防水性能だが、水没は厳禁!

川辺やビーチでの軽いマリンスポーツや、ヨット、ボートを楽しむ時に着用しても問題ない防水性能です。
しかし、プールへ飛び込んだり、水中で激しく腕を動かすと10気圧を超えて水が内部に侵入する恐れがありますので注意が必要です。
防水テストなどの定期検査も必須です。
プロレベルのスポーツには到底耐えられませんが、ダイビングをしない一般の人にはこのクラスの防水性能でも大丈夫です。

・200m防水(20気圧防水相当)

本当の意味:定期メンテナンスをきちんと行えばダイビングにも使える本格派

このクラスからは、スキューバはもちろん、一般的な大便にも対応する本格ダイバーズウォッチのクラスになります。
実はダイバーズウォッチの中でも一番普及しているのがこの200m防水モデルで、それだけにバリエーションも豊富です。
クロノグラフなどプラスアルファの機能を装備したモデルも多いです。
ただし、防水パッキンは経年劣化するため定期的なメンテナンスは必須です。

・300m防水(30気圧防水相当)

本当の意味:潜水時計として開発された生粋のプロフェッショナル仕様

JIS規格で空気潜水防水としてカテゴライズされる1種潜水時計に対して、飽和潜水用防水と呼ばれるのがヘリウムガス排出バルブを備えた2種潜水時計です。
200m防水でも、2種潜水時計資格はありますが主流は300m防水以上のこのクラスになります。
本格的な潜水業務に従事するプロダイバーにも適するスペックを備え、防水性能だけでなく耐圧性にも優れています。

・1000m防水(100気圧防水相当)

本当の意味:暗黒の深海で、想像を絶する水圧に耐える大深度ダイバーズ

地上の光が一切届かず、想像を絶する水圧がのしかかってくる暗黒の深海。
最新軍事潜水艦の最大深度と言われている300~800mを超える世界でも、きちんと時計として機能し、最高レベルの視認性、操作性を維持するハイスペックダイバーズです。
裏蓋とケースを一体化させるなど、メーカーごとの特殊構造も多く、正に最先端技術が降る投入されているクラスです。

いかがですか?

シャワーを強く当てて体と一緒に腕時計を洗ったため、内部に浸水して修理が必要になった・・・・という初心者のエピソードを笑ってはいられません。
そんな失敗が頻発する原因は、「防水表記」の本当の意味がきちんと伝わっていないからです。

例えば、「突然の土砂降りに合ったとき、傘をささずに突っ走るかも」という人は、100m防水以上が必要です。
日常生活防水では足りません。

サーフィンなど海に落ちる確率の高いマリンスポーツも200m防水が標準と考えた方が良いでしょう。

一方でヘリウムガス排出バルブは、まず必要ありません。
メンテナンスができていないと逆に浸水個所になりがちですし、そのバルブが必要な飽和潜水に従事する人は、ほんの一握りの特殊な職業の方だけですから。

 

 

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宇宙というフロンティアを克服した時計

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Speedmaster Professional Moonwatch 311.30.42.30.01.005

 

1969年7月20日、世界の人々はテレビの中継映像にくぎ付けになっていました。
史上初めて、人類が月面に降り立つ瞬間を見るために。

月の「静かの海」に星条旗を立てるアポロ11号のアームストロング船長。
その左腕には、月の過酷な環境の中でも静かに、そして正確に時を刻み続けるオメガのスピードマスターが巻かれていました。

今でこそ、スピードマスターと月面着陸の関係はよく知られていますが、この時計とて元々は一般向けの時計です。
初めから宇宙飛行を目的に作られたわけではありません。

もしかして、「最初から宇宙飛行を考えて開発された時計」と思ってました?

実は私もです。。。。。。。

ファーストモデルは1957年に、当時のオメガを代表する「27CHROC12」キャリバー321というクロノグラフ・ムーブメントを心臓として誕生しました。

当時は腕時計に優雅さが求められた時代です。
そんな時代に、実用性と機能性、頑強なステンレスケースを持つ、小型で斬新なデザインのクロノグラフとして登場したのです。

1964年、NASAから重大な国家プロジェクトのための物品調達として、複数の腕時計メーカーにクロノグラフ購入の打診がありました。

NASAの厳しい要求に対して、自信をもってテストを受けると回答したのはオメガを含めて3社のみだったそうです。
宇宙開発は、時計ブランドのプライドをかけた戦いの場となりました。

テストは気圧や温度、湿度変化、衝撃、加速度、振動など多岐にわたり内容も過酷でした。
例えば、低温度環境のテストでは、マイナス18度±4度に下げた室温の中で48時間保たせたのち、標準室温にもどしてから作動検査が行われました。

1965年、オメガに簡単な一通の手紙が届きます。

唯一、過酷なテストに耐え抜いたスピードマスターが、NASAから正式に「飛行資格認定」を与えられたのです。

当時の記録を振り返ると、宇宙計画が地道な実験を重ね、手探りで進められたことが良く分かるそうです。

厳しいテストが繰り返されたのは、宇宙空間で何かトラブルが起きた時、何よりも頼りになるのが正確な時を刻む腕時計だからでした。

実際、映画の題材にもなった1970年のアポロ13号のトラブルでは、スピードマスターの正確さがあったからこそ、帰還に必要な「僅か14秒のエンジン噴射」に成功したのです。
スピードマスターの正確さが乗組員の命を救いました。

現代から見れば稚拙と言いたいほどのアナログさだった当時のNASAには、乏しい技術を補って余りある熱意がありました。
アメリカという若い国の夢と希望を実現させるため、あらゆるものを活用し、心身を限界まで酷使することを厭いませんでした。

その熱意がオメガの高い技術と結びつき、スピードマスターを宇宙フロンティアの象徴に導いたのです。

Speedmaster Mark II Rio 2016 Olympics Edition  522.10.43.50.01.001

 

 

 

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冒険家のための時計~エクスプローラーⅡ

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デイトナ、GMTマスターⅡに匹敵する人気を誇るのが冒険者というネーミングが示すように”過酷な冒険にも耐えうる性能”を目指して開発されたエクスプローラーです。

エクスプローラーⅡはエクスプローラーⅠの進化形として、昼夜の区別が難しい洞窟学者や極地探検隊向けに開発されました。
そのため時分針以外に24時間表示針と24時間目盛入り固定ベゼルを装備しています。

現行エクスプローラーⅡは2011年に約20年ぶりにリニューアルを果たしました。
現行モデルは基本デザインはほとんど変わっていないものの、新ムーブメントが搭載されたことによりケースサイズが大型化されました。

歴代のエクスプローラーⅡにはGMTマスターⅡと同じムーブメントが採用されていましたが、今回搭載されたムーブメントには、単独のキャリバーナンバーである3187が与えられています。

違いは、独自の耐震機構であるパラフレックス ショック・アブソーバー(Cal.3186には未装備)を装備している点です。
探検家用というコンセプト通りのスペックに強化されています。

ケース径は2mmアップの42mmとなり、ディープシー、ヨットマスターⅡに次いで3番目の大きさです。
それに伴い、インデックスや時分針も大型化され視認性は格段にアップしています。

また、リニューアルで大きな話題になったのが、24時間針のデザインです

ファーストモデルの意匠を復活させたものですが、大きいうえに鮮やかなオレンジのため、見るものにかなりのインパクトを与えます。

屈強な外装や優れたムーブメントと、旧モデルから比較にならないほどの進化を遂げました。

最早、冒険家の時計としての完成域に達していると言っても過言ではないでしょう。

ロレックス エクスプローラーⅡ 216570

 

型番     216570
誕生年    1971年
現行製造開始 2011年
素材     904Lステンレススチール
ケース径   42mm(リューズを除く)
ケース厚   12.2mm
ケース重量  158g
防水     100m
駆動方式   自動巻き(耐磁性ブルー・パラクロム・ヒゲゼンマイ&パラフレックス ショック・アブソーバー採用 Cal.3187)

機能/特記事項
・デイト表示
・24時間表示
・1時間単位の時針の単独稼働機構
・24時間目盛付き固定ベゼル
・トゥインロック(2重密閉構造)式ネジ込みリューズ
・セーフティ機能付きオイスターロックスクラブ
・イージーリンク(約5mmのエクステンションリンク内臓)
・COSC認定クロノメーター

 

 

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「30m防水」は水深30mまで潜れるということではない!

おはようございます。

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知ってましたか?

時計界の「30m防水」は”水深30mまで潜れる時計”のことではないこと。

本当の意味は






『その深さの水圧に耐えられる』ということ

20世紀初頭、時計の主役がポケットウォッチ(懐中時計)から腕時計へ移行した瞬間から、水や埃との宿命的な戦いが始まりました。

各ブランドは防水性を競い合い、現行モデルの多くが防水性を「m」で表記し、一部には「BAR(気圧)」を使うものもあります。

防水表示は基本的に『その深さの水圧に耐えられる』という意味です。

100m防水モデルなら10気圧防水に相当します。

画像はJIS規格による防水・潜水時計の種類です。

しかし、100m防水モデルを着けて震度100mまで潜れるかと言えば答えは『NO』です。
何故なら、1mの深さであっても思いっきり腕を動かせば瞬間的に10気圧は軽く超えてしまうからです。

実際に海で潜るには200m防水以上が必要です。

更にダイバーズウォッチと呼ぶには、誤作動を防ぐ逆回転防水ベゼルの装備、耐磁性、耐衝撃性、耐塩水性など様々な条件をクリアする必要があります。

また誤認防止効果もある視認性の高さも重要です。

プロダイバーが日付表示すらないシンプルな3針タイプを好むのはそのためです。

これだけ日付表示が小さければ視認性の邪魔をしないでしょうね。

ブライトリング Superocean Heritage 46  A1732024-B868-154S

 

 

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超人気ダイバーズ

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今日のダイバーズウォッチの基本形となった歴史的名機を紹介します。

写真はRolex Submariner Date 116610

サブマリーナは、回転ベゼルを持つ世界初のダイバーズウォッチとして1953年に誕生しました。

歴代モデルを辿ると、最初から100m、200mと防水性能が違う2種類のモデルが併売されていた上、ロレックスの他のスポーツモデルと比較してもレファレンスの数はダントツでした。

プロのダイバーにとって潜水時間を知ることはボンベ内の酸素の残量を知ることに他なりません。
ダイバーズウォッチは、まさに生命を左右する道具と言えます。

サブマリーナは、高い技術力を持つロレックスでさえ、ダイバーズウォッチの開発は難しかったと見え、試行錯誤を経て完成した技術力の結晶と言えます。
それゆえ、今日のダイバーズウォッチの基本形を作り上げた歴史的なモデルとしての評価も非常に高いのです。

2010年にリニューアル。

リニューアルされた現行モデルの最大の魅力は、回転ベゼルのスケールリングがアルミニウムからセラミック素材に変更されたことです。

それは、日常使いで一番ぶつけることが多く傷をつけやすい場所だから。
そのため見た目にも使用感が出やすい場所だからです。

表面硬度が非常に高いセラミックになりましたので傷の心配をせず着用でき、かつ、外装の美しさも長く保つことができるようになりました。

これ以外にも、心地よいクリック感と音を実現した逆回転防止ベゼルの新機構などクオリティは格段に高まっています。

ブレスレットのグライド ロック スクラブは2mm感覚で刻みが設けられていて、これをスライドすることでコマ調整をしなくても最大20mmまでブレスレットを延長することができます。

こういう心遣い嬉しいですね。

モノトーンでシックにまとめられていて、ダイバーズウォッチながら落ち着いた印象を醸し出しています。

機能/特記事項
・デイト表示
・60分目盛付き逆回転防止ベゼル
・トリブロック(3重密閉構造)式ネジ込みリューズ
・セーフティ機能付きオイスターロックスクラブ
・グライドロックエクステンションシステム(2mm刻みで最大20mmまで延長可能)
・COSC認定クロノメーター

サブマリーナ デイトはシンプルな外観と言い、まさに1本持っていて損はないモデルです。

 

 

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